不可能と思われるデジタルとの融合を可能にした
「スクリーンコード」

Paper impossible

スクリーンコードは、印刷スクリーンの特性を活かし、「見えない」コードを印刷物に埋め込むことで、紙面のデザインに影響を与えず、情報を埋め込むことができる、情報の記録、埋め込み技術です。

専用読取機を必要とせず、スマートフォンのアプリケーションで読みとります。

さらに、黄色を使用することで大きなドットでも目立たず、何も無い白地背景に埋め込むことが可能です。これによりデザイン自由度が高いです。紙面のデザインの上からでも、最小面積2センチ四方のスペースに、コードを埋め込むことができます。

また、埋め込みの機能と同時に、大容量の情報の記録を兼ね備えており、コード自体に音声データなどの大容量のデータを埋め込むことも可能です。パンフレットや名刺などの紙面はもちろんのこと、パッケージなどにスクリーンコードを印刷することで「モノ」と情報コンテンツをユーザーの手元でつなぐことが可能です。

スクリーンコードでできること

応用例

ScLinkの特徴 類似技術との比較

「QRコードのデザイン性の欠落」、「ARの認識の欠点」
両者の欠点を同時に克服しました。

見えないコードで印刷物のデザイン性がよい

QRコード

2次元マトリクスに埋め込みする技術ですが、デザイン的に醜いというデメリットがあります。

電子透かし

写真などのオブジェクトに埋め込みが可能ですが、オブジェクトが必ず必要であり、色の違いの階調を利用するため単色ベタ塗りや白紙には情報記述が不可能です。

AR認識

ARは情報埋め込みではなく、画像の形状認識で読み取っているため、誤認識する可能性が常につきまとい、対象が増えるとご認識が増加します。

それに対して

スクリーンコードは限りなく透明に近い独自開発の「見えないコード」を紙面の上に印刷することよって埋め込む技術です。デザインを一切損なうことなく、どこにでもコードを埋め込むことができる画期的な技術です。


QRコードとの比較

QRコードの問題点

QRコードは、特定のリンク先を二次元コードの画像マークに変換した物なので、
簡単に差し替えが出来ず、再印刷が必要となります。

それに対して

ScLinkは、スマホで解読したスクリーンコードの 番号をマッピングシステムに送信する方式です。従ってマッピングシステムでリンク先を書き換えれば、簡単に動画や静止画の差し替えが可能です。

スクリーンコードQRコード
デザインへの影響元の画像のイメージを損なわずに印刷することができる元の画像へQRコードを「乗せる」形になる
専用スペースの有無必要としない必要
データ容量A4サイズで80万文字限定個所に英数字700文字程度(QRの大きさによる)
テキスト情報の読み込み可能可能
セキュリティ性フォーマット非公開フォーマット公開済み
地紋として使えるか可能(色が若干かかる)不可能
認識制度高い焦点が合いにくい
コード自体のコスト若干のライセンス料がかかる公開しているので、コストはかからない
印刷コストインクの量が少なくてよいインクの量が多い
読取方法専用アプリのダウンロード携帯のカメラでかざす

特許に守られた技術である

コンピュータによるネットワークの発達とともに個人情報や機密データの改ざん、漏洩の問題 が多く起こるようになりました。いかにコンピュータが発達しようと、それを上回る技術によ り、情報の流出、不正改ざんが起こります。そこでスクリーンコードを使うことにより、お客 様の大事なデータを安全に取り扱うことが可能になります。

スクリーンコードはその安全性か ら、中国政府や台湾工業技術院から高い評価を受け、パスポートや紙幣などの偽造防止のデジ タル透かしやセキュリティーゲートのキーとして採用されています。スクリーンコードはセキ ュリティコードとして中国政府の認定されています。


コスパがよい

スクリーンコードは、印刷によってコードを埋め込む技術であり、従来の埋め込み技術とは違い、ICチップなどを使用する必要ありません。また、スマートフォンを使用して、無料アプリケーションにて読み取ることができるため、低コストで導入することができます。

インク使用量印刷の2.8%QRコードは50%必要なので約20分の1になります。

ScLink スクリーンコードの技術について

印刷スクリーンの特性を考慮した世界初の情報埋め込みコード